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あづみ野リサイタル&オペラシティ定期 [コンサート]

6月前半、後半と一時帰国をしコンサートさせて頂きました。

まずは前半は恒例のあづみ野コンサートホールでのコンサート。
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今回はバロック界の神様、フルートの塩嶋さん、チェンバロの岡田さんとのトリオとさせて頂きました。
テレマンやバッハ、ヘンデルなどを演奏しました。ドイツでは結構バッハも勉強しましたが、まだまだと痛感。さすがの二人でした。とても勉強になった貴重な経験でした。今回は完売でお断りさせて頂いてしまったお客様もたくさんいたそうです。すみません。また来年も[るんるん]よろしくお願いします。

そして後半は、久しぶりに東響に戻り、オペラシティ定期のソリスト[目]
新しい監督ジョナサン・ノットと藤倉大さん作曲のMinaを演奏しました。Minaはとってもよく考えられている素晴らしい作品でした。でもなんせ難しい…[ふらふら]この曲の初演したオーボエ奏者の方はいらっしゃるのですが、私はなんと2人目だそう。練習しながら、こんなに難しい曲一生出来ないだろうと思っておりました。指使いが難しいのはともかく、苦手なハイトーンがたくさんあったのです。日頃は絶対使わないようなハイトーンがあり、この音が出るか出ないか…ということばかりにとらわれていました。この音でなくてもオーボエ奏者になれる!とか思っていますが…でも譜面に書いてあるんだから仕方ない。かなりの試行錯誤をしました。本番は、なんとかぎりぎり出たというかんじでしたがこれは私にとっては超奇跡です[ぴかぴか(新しい)](残念ながら聴いてくださっていた人は大変そうに思わなかったそうですが…。)
技術面のことばかり書いてしまいましたが、この曲をさらいながら、たくさんのことに気づかされました。技術面のことはもちろん、音楽のことも考えさせられるきっかけになりました。この作品に出会わせて頂けて感謝です。
そして久しぶりに大好きな木管セクションフルート相澤さん、クラリネットヌヴーさん、ファゴット福井さんと一緒に演奏させて頂けて、そして東響の皆さんとご一緒させて頂けてうれしくてうれしく仕方ありませんでした!久しぶりだったのですが、ぜんぜんそんなかんじがしなかったです。(私だけかもしれませんが…。)まだまだドイツでの生活を続けたい気持ちが強かったのですが、はやくここに戻って吹きたいなという気持ちにもなりました。

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いらしてくださった皆様、頂き物くださった皆様、そしてこのようなコンサートの機会を与えてくださった皆様、そして支えてくださった皆様、本当に本当にありがとうございました[ぴかぴか(新しい)]

ドイツに戻り、すぐにベルリンフィルの野外コンサートに行ってきました。毎年テレビで見るのが楽しみだったのですが、今年はなんと生で!!感激でした。
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そして今はドイツはサッカーで盛り上がってますよ[わーい(嬉しい顔)]ワールドカップの年に来られてよかった[猫]

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おかぴょん

お元気でなによりでした!藤倉さんの曲、そんなに深いものがあったのですか。聴いているだけでは全く分かりませんでした・・・・・チェンバロの岡田先生は10年以上前から知っていらっしゃる方なので、荒さんとの共演うれしく思いました。松井でもどうかなと思いましたが、地元のハーピスト景山梨乃さんが東響入団とのこと、こちらとの共演も楽しみです。(^O^)/
by おかぴょん (2014-07-06 20:34) 

20年来の東響会員

陶磁器人形の質感を思わせるようなドレス、素敵でした。もちろん演奏は素敵で、楽に吹かれているように見えたのは、さすがかと思います。それから、おっきな”おりん”のようなもをたたかれているお姿は、なにか貴重なものを見せてもらったような感覚を覚えました。
 
 
by 20年来の東響会員 (2014-07-09 00:00) 

菅野

おはようございます。

先日はお会いでき光栄です(^-^)。

あの曲は私は平安の香りを感じました。

秋からのご復帰楽しみにしています。
by 菅野 (2014-07-13 07:01) 

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