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東京音大チャリティコンサート [日記]

先週、母校である東京音大のチャリティコンサートがありました。
被災地出身の東京音大生を支援するためのコンサートです。
100周年記念ホールは、私が卒業してから完成したホールなので、今回初めてこのホールで演奏させて頂きました。
今回の出演者は、東京音大の教授、講師、卒業生、在校生でした。先生方は、水戸室内&サイトウキネンメンバーばかり。私が卒業してから教授や講師になられた方がほとんどで、久しぶりにお会い出来たこと、ご一緒出来たことが何よりうれしかったです。
水戸室内やサイトウキネンで演奏させて頂いていた時は、「完璧に上手に吹けるだけではダメ!個性がなきゃ負け!とにかく客席にまで届く音楽を!」と毎日が必死でしたが、そんなことばかり考えずに冷静に演奏出来ていた自分を見て、あの時よりは…少し成長出来ているのかなーと思いました[あせあせ(飛び散る汗)]
そして、それぞれの先生方の強烈な、そして懐かしい個性を久しぶりにみることが出来、「やっぱりこれだよなー!!」と改めて大切なことを思い出しました。

2011071418530000.jpg
木管アンサンブルの先生方、卒業生達と

新学長になられた野島先生も最後に演奏なさったのですが、先生ののインタビュー誌で
「良い演奏とはどういうものとお考えですか?」という問いに
「一言でいえば人を感動させる演奏だと思います。きちんと弾けていたり隅々までよく考えられている、というところで留まってはいけない。もうひとつふたつ上に行かないと本当に良い演奏にはならない。演奏という行為はそこが一番難しい。人前で弾く時たまたまうまくいったとして、またそれを繰り返そうとすると、必ず前の演奏より落ちてしまう。同じことをなぞろうとすると、前にこうやってうまくいったと慢心してそれをやろうとすると何かが欠けてしまう。またリピートするということは、感情が濃厚であればあるほど疲労も大きい。演奏というのは持続力が大切な要素。日々の練習の持続性、本人の努力の持続性、舞台で演奏する際の精神と肉体の持続性、音楽を愛し感動していくことの持続性。」
と答えていらっしゃいました。
いやー身にしみました!!!!!!!

たくさんのことを得られた素晴らしい1日でした[ぴかぴか(新しい)]











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おかぴょん

私もこのホールで聴くのは初めてでしたが、

素敵なホールだと思いました。

野島さんが学長になっていたとは、行くまで全く

知りませんでした!良い先生が揃っていますね。

いつか荒さんも後進の指導をぜひ!(^^)/
by おかぴょん (2011-07-15 00:19) 

セブンフォーエバー

荒さんのオーボエが聞きたくてサントリー定期に
行ってきました。ダフニスとクロエは1時間の演奏が
少しも長く感じないほど盛り上がりましたね。
オーボエをはじめフルート、Tp、Tbなど管楽器も
大活躍で、管楽器フリークも大満足の一夜でした。

追伸 荒さん、少し痩せられましたか。
寒くなるので体調に気をつけてくださいね。
ご活躍期待しています。


by セブンフォーエバー (2011-10-09 17:43) 

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