ミュージックシェアリング IN 高知

更新がご無沙汰してしまいました。
いやー過酷な日々です…。
それはオーボエ奏者だからかもしれません。湿気の酷さで楽器はおかしくなる…リードは全くダメ…。
いつもの30倍くらいのエネルギーを使って吹いてもうまくいかない…。体が壊れる寸前です。
リード作りさえなければ…。
そんな毎日です。

５月下旬はスダーン先生のもとマーラーの大地の歌を演奏させて頂きました。オーボエコンチェルト並みのソロ三昧。６月は、題名のない音楽会の収録、東京シティフィル、徳永さん指揮の世田谷シンフォ二エッタに参加させて頂いたり、ピアソラと五重奏団を組んでいたパブロ・ジーグレルさんとブエノスアイレスの四季を演奏させて頂いたり、たくさんの貴重な体験をさせて頂いていました。本場のタンゴ（特にリベルタンゴはすごい！！）

その合間にミュージックシェアリングで高知にも行ってきました。

今回は2校訪問させて頂きました。
初日はあいにくの土砂降り。学校まで四万十川沿いをずっと上りました。
途中農家レストランにも立ち寄りました。

採れたての食材ばかりを頂きました。なんておいしい！！感動でした。
写真は、農家レストランのお母さん達と。


ピンボケすみません。

２日目は、晴天！
素敵な景色でした。


２校の生徒さんたちは本当にいい子達ばかり。
先生たちの熱心な教育に感激でした。

こんな素敵な所に住んだら心が豊かになれるのかな～。

いつかまた来たい場所になりました。

また詳しくは、ミュージックシェアリングのブログに書きたいと思います。

桜満開コンサート

４月２２日あづみ野コンサートホールでコンサートさせて頂きました。
桜が満開の頃を狙って、この時期にさせて頂くことになりました。
本番はあいにくな天気でしたが、前日のリハーサル後にお散歩しました。安曇野の桜はピンクが濃いです
このホールで演奏させて頂くのは４回目！！ありがたいことです今回は初めてフルートを交えてのコンサートでした。
フルートもピアノも大学の後輩でもあり、松本市出身の、たかなちゃんとりさちゃん。２人ともかわいくて、性格良くて、演奏も立派地元でも大活躍のお二人。リハーサルから楽しくて楽しくて本番では、終わってしまうのが淋しい…という気持ちで演奏していました。
今回は初めて客席がいっぱいになり、コンサートホールのお父さん（館長）大喜びでした！
コンサートホールのお父さんお母さん、たかなちゃん、りさちゃん、いらしてくださった皆様には感謝の気持ちでいっぱいですいつも遠方からいらしてくださる皆さま本当にありがとうございます
また写真が手に入ったらアップしたいと思います


野良猫のトラ
毎日コンサートホールに来て満腹になるまで、お母さんに食べ物ねだってます。私みたい…

バンドジャーナル

春になりましたね
大好きな季節になりました。
今週末の安曇野でのコンサートは、ちょうど桜がきれいだそうです。
安曇野では何回かコンサートさせて頂いてますが、この時期は初めてなんです今から楽しみです

そして今年度１年間バンドジャーナルのワンポイントレッスンを担当させて頂くことになりました。

初心者、初級者向けに書いてます。

少しでも皆さんのお役に立てれば…と思っています。
にしても１ヵ月がはやいはやい…締め切りに追われる日々です
よろしければご覧ください

笑顔の同窓会

私が2日連続でブログを書くなんて…奇跡ですねたくさん読んでくださっている方がいらっしゃるので出来る限りたくさん書いていきたいと思います

昨日紹介させて頂いた「月刊いちかわ」の中の『笑顔の玉手箱』というコーナーがあります。
すべての分野から毎月1人紹介してくださるのですが、その３月号に私が掲載させて頂きました。

今日は、昨年5月～今年の3月までに掲載された人が集まり「笑顔の同窓会」というものがありました。

今回は１７期生。（１７年目ということになります。すごいです。）年齢、分野全く関係なしの会でした。
１７期生は、朝日新聞の記者さん、アナウンサー＆お料理教室、有名コーヒー店、有名洋菓子店の店長、一級建築士などなど…。
皆さんそれぞれのお仕事に生きがい、こだわりを持っていらして、勉強になるお話たくさん聞かせて頂きました。
市川市には47万の人が住んでいますが、「そのうち1割の人があなたのことを知ってますか？」と聞かれた時に、47000人の人が私のこと知る訳ないと思いました。むしろその1割の4700人なら…と思ったくらいです。
これが全国レベルになると…と思うと…いかに自分が狭い狭い世界で生きているのか…ということを思い知らされました。クラシックだけの狭い世界で生きてると気づかないことってたくさんあります。この先の方向性なども考え直す機会にもなりました。
このような機会を与えてくださった月刊いちかわの編集長さん、相田みつをギャラリーグランパの社長さんには心から感謝の気持ちでいっぱいです。


今年は、本当に地元や身近の方々に助けて頂く年になっていますね。
身近な人がどれほど大切か骨身に染みてます
1つ1つの出会いを大切にしていきたいと思います

今日出会った方の中の一人に、市川では知らない人はいないほどの有名洋菓子店モンペリエの社長さん（まだお若い女性です）がいらっしゃいました。早速モンペリエのケーキ達をゲットしちゃいました

おいしすぎでした今度のコンチェルトの時に出す差し入れ、早速お願いしたいと思います

午後のクラシック

2月25 日市川市文化会館でリサイタルさせて頂きましたチケットも早々に完売！嬉しいかぎりです。
会場に入ると大きなお花が

お世話になったことのある国語の先生からでしたありがとうございます。
今回は、ピアニストの安倍まりあさんを迎えてのコンサート。
安倍さんは、まだ若いのですが数々の受賞歴があります。東響にもソリストとしていらしてくださったこともあります。落ち着いていますね。性格も素晴らしいし、演奏も本当に素晴らしかった素晴らしい出会いでした

私のお話にもお客様はすごく反応してくださり、コンサートは順調に？終わりました。楽しい時間でした
今回もご褒美たくさん頂きましたよ

ちょいとひっくり返してしまいましたが、とってもかわいくて、おいしかったです。

他にもたくさんたくさん頂きました！！

お足元の悪い中、たくさんの方にいらして頂き本当に本当にどうもありがとうございました


そして今日は自分から自分へのご褒美デーの予定。

というのも…発売と同時にたった1分くらいで完売してしまうブランドなんです
今回は買えるかしら

挑戦の年に！

昨年は…
特に大地震が何よりショックな出来事でした。

そして「自分を信じること」が出来なかった1年でした。まわりにも振り回され自分を失いました。そのことによって自分の未熟さ、弱さがよくわかりました。でも、そのおかげでこれからの方向性も見え、自分にとって必要なものもわかりました。
失って気づくこと、得ることが多くあります！
これから先のためにはとてもとても大切な年であったのだと思います。
今年こそは、挑戦する年にしたいです。


今年、市川市民文化芸術賞・奨励賞を頂くことが出来ました。
この賞は芸術・文化の分野において業績をあげた市川市にゆかりのある人を、 市民の手で表彰し、共に市川の文化を育んでいこうというものだそうです。 NHKのテレビに出演されている方や、スイカのペンギンを書いたイラストレーターの方々が受賞されています。
これを励みに、徐々に頑張りたいと思います。
演奏活動をさせて頂けることに心から感謝して！

今年もよろしくお願い致します。

１１月のミュージックシェアリングのことは、ミュージックシェアリングのブログに書いてあります。
http://musicsharing.cocolog-nifty.com/blog/2011/12/post-3688.html

東京音大チャリティコンサート

先週、母校である東京音大のチャリティコンサートがありました。
被災地出身の東京音大生を支援するためのコンサートです。
１００周年記念ホールは、私が卒業してから完成したホールなので、今回初めてこのホールで演奏させて頂きました。
今回の出演者は、東京音大の教授、講師、卒業生、在校生でした。先生方は、水戸室内＆サイトウキネンメンバーばかり。私が卒業してから教授や講師になられた方がほとんどで、久しぶりにお会い出来たこと、ご一緒出来たことが何よりうれしかったです。
水戸室内やサイトウキネンで演奏させて頂いていた時は、「完璧に上手に吹けるだけではダメ！個性がなきゃ負け！とにかく客席にまで届く音楽を！」と毎日が必死でしたが、そんなことばかり考えずに冷静に演奏出来ていた自分を見て、あの時よりは…少し成長出来ているのかなーと思いました
そして、それぞれの先生方の強烈な、そして懐かしい個性を久しぶりにみることが出来、「やっぱりこれだよなー！！」と改めて大切なことを思い出しました。


木管アンサンブルの先生方、卒業生達と

新学長になられた野島先生も最後に演奏なさったのですが、先生ののインタビュー誌で
「良い演奏とはどういうものとお考えですか？」という問いに
「一言でいえば人を感動させる演奏だと思います。きちんと弾けていたり隅々までよく考えられている、というところで留まってはいけない。もうひとつふたつ上に行かないと本当に良い演奏にはならない。演奏という行為はそこが一番難しい。人前で弾く時たまたまうまくいったとして、またそれを繰り返そうとすると、必ず前の演奏より落ちてしまう。同じことをなぞろうとすると、前にこうやってうまくいったと慢心してそれをやろうとすると何かが欠けてしまう。またリピートするということは、感情が濃厚であればあるほど疲労も大きい。演奏というのは持続力が大切な要素。日々の練習の持続性、本人の努力の持続性、舞台で演奏する際の精神と肉体の持続性、音楽を愛し感動していくことの持続性。」
と答えていらっしゃいました。
いやー身にしみました！！！！！！！

たくさんのことを得られた素晴らしい1日でした

ミュージックシェアリング

ミュージックシェアリングの訪問コンサートをするにあたり、五嶋みどりさんがどのようになさっているのか聴かせて頂きました。その時みどりさんが訪問なさった学校は、養護学校でした。教室に楽器を持って入るだけで、耳をふさいでしまう子がいたり、ひたすら騒いでいたり、演奏が始まっても走り回っていたり…。
それでもみどりさんは、その子達に近づいて、ヴァイオリンの振動する部分を触らせてあげて、丁寧に音を聴かせてあげていました。みどりさんの心のこもった演奏に、どんな子供たちも心を打たれていることがよくわかりました。何もかもが感動でした。最後に無伴奏の曲を演奏なさったのですが、その最中に突進してくる子がいたりするにもかかわらず（ぎりぎりのところで先生が引きとめたのですが…）まったく音楽が止まらず、集中力の途切れないことは、さすがだなーと思いました（演奏家目線ですいません。）
そして先週、私の訪問コンサートがありました。東京の小学校に訪問しました。
演奏を始めると、みんな真剣に聴いてくれました。
ヨーゼフさん（オーボエのメーカー）から、３本オーボエを寄付して頂き、楽器体験コーナーもしました。９人の子が参加してくれたのですが、みんな音出ましたね！
そして質問コーナーでは、終わらなくなってしまうほど、質問もしてくれました。
まだまだ伝えきれないことがたくさんありましたが、すごくうれしい気持ちになれたコンサートでした。
この活動をさせて頂けることに幸せを感じました
そしてなんとこの小学校に、Y響のオーボエ奏者の娘さんが…いらっしゃったそうです。
いつでも油断出来ないですね
今度は、山形の養護学校に訪問させて頂きます。

そして７月３日２時～東京音楽大学100周年ホールでチャリティコンサートをさせて頂きます。
ピアノ、声楽、弦楽器、管楽器の東京音楽大学の素晴らしい先生方ばかりが参加なさいます。
私は木管アンサンブルで参加させて頂きます。フルートの工藤先生や、ホルンの水野先生、クラリネットの四戸先生、ファゴットの井上先生などなど、素晴らしい方々ばかりで、合わせからとっても楽しませて頂いてます
ぜひぜひいらしてください

安曇野へ里帰り

昨日まで第２のふるさと安曇野に行っておりました。昨年の２月以来です！！
安曇野は今、朝の連ドラ「おひさま」の舞台となっていることで、いつも以上に話題となっています。
おひさまのおまんじゅうや、おひさま御膳などなど…。安曇野のどこ行っても「おひさま」「おひさま」「おひさま」！！
「おひさま」のおかげで観光客がすごく増えているそうですね


「おひさま」の撮影に使われていた長峰山から


「おひさま」の撮影に使われていた川

…とただただ里帰りしたわけではありません。

５月２１日にあづみ野コンサートホールでリサイタル、夜は穂高ビューホテルでロビーコンサートをさせて頂きました
もちろんアンコールは、「おひさま」のメインテーマです
両公演とも想像以上のたくさんのお客様にいらして頂きました本当にどうもありがとうございました

そして、あづみ野コンサートホールのお父さんお母さん、いつもいらしてくださるSさんご夫妻、Kさん、手打ちのおそばや採れたて野菜などをご馳走してくださる下起さんご夫妻、ビューホテルの支配人さん、岡山からいらしてくださったEさんご夫妻、ピアニストの松岡みえお姉さま………
心から感謝します。
こんなに素晴らしい方々にお会い出来て、こんなに素晴らしいひとときが過ごせて私は幸せものです
おいしい水飲んで、おいしい空気吸って、おいしい食べ物食べて…こんなに素敵なところで生活してると、心もきれいでいられるのかな

おかげさまで素敵な誕生日を過ごさせて頂きました

また里帰り出来る日を夢見て、明日から頑張りたいと思います

今年度は、ヴァイオリニストの五嶋みどりさんが理事長を務める「ミュージック　シェアリング」に参加させて頂きます。応募のあった学校などを訪問して演奏を聴いて頂きます。責任重大です
音楽、オーボエの魅力が伝えられるよう頑張りたいと思います

衝撃のモーツァルトから１４年

昨日は、東京芸術劇場で、モーツァルトのオーボエコンチェルトをさせて頂きました。
今回はいろいろな意味で、私にとっては特別な公演でした。
なぜかというと、私が中学３年生の時、生まれて初めて宮本師匠のモーツァルトのオーボエコンチェルトを聴いたのが、東京芸術劇場であるからです。この世にこんなにいい曲があるということ、そしてオーボエってこんなに素晴らしい音が出せるのか…とかなりの衝撃を受けた場所です。
その衝撃のモーツァルトから１４年！
その場所で、まさか私がモーツァルトのオーボエコンチェルトを演奏出来る日が来るとは…
（その前に宮本師匠に習えるとも思ってもいなかったのですが…）
師匠は昨日聴きに来てくださる予定でいたのですが、大学の会議が長引いてしまい、最終的にはいらしては頂けませんでした。でも、私が演奏していた時は、いらして頂いているものと思っていたので、中学３年生の時、客席で聴いた時の自分を想像して何度も涙が出そうになりました。
正直、今年度４回モーツァルトを演奏させてもらった中では、調子は悪く、この程度の演奏しか出来なくて、先生ごめんなさい！という気持ちもありましたが、それ以上にこの場所で、本当に恵まれた先輩達（東響の皆様）と演奏出来たことが幸せいっぱいでした

後半は客席で、チャイコフスキーの交響曲を聴かせて頂きました
自分が楽団に入ってから、客席で聴くのは２回目くらいだと思いますが、お世辞ではなく心から感動しました内部のこといろいろ知っているからこそ余計感動したのかもしれません新国立劇場のバレエの合間にも関わらず、それを感じさせない気合いの入った演奏は、私を元気にさせてくれました

いらしてくださった皆様、東響の皆様、どうもありがとうございました